一直線に光が射
大晦日の除夜の鐘を聴きながら氏神様へ初詣。
後日、熱田神宮へ初詣。
どちらの神様にも、家族の健康と安全を願った。
少し前までは、ここぞとばかりに願い事を山のようにして頭を下げたものだ。
それが最近は変わった。
家内安全・健康を願うことだけにした。
それでも多い方かもしれない。
私の友人は、斎戒沐浴し、まっさらな肌着と新しい服を着て参拝する。
お願いごとは何にするの?と尋ねると、
彼は何もしないと答えた。
神様の前で、手を合わせ、深々と礼をする。
それだけだと答えた。
深いものがある。
それ以来、私もいろいろお願い事をしないことにした。
感謝の気持ちで頭をたれる。
神様と私に、一直線に光が射すのを感じる。
「祈り」
早朝、朝日が昇ってくるのを見るとき、自然に手を合わせてしまう。
誰に教えてもらったわけでもない。
大いなる自然の恵みに、おもわずこうべをたれ、手を合わせてしまう。
「祈り」とはこんなことの始まりのような気がする。
「ありがとう」
感謝の気持ちが人を祈らせ、ひれ伏させる。
生きていることに感謝するのなら、他の命も大切におもうはず。
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