一直線に光が射

hushue123

2016年01月19日 15:48

大晦日の除夜の鐘を聴きながら氏神様へ初詣。
 後日、熱田神宮へ初詣。

 どちらの神様にも、家族の健康と安全を願った。
 少し前までは、ここぞとばかりに願い事を山のようにして頭を下げたものだ。

 それが最近は変わった。
 家内安全・健康を願うことだけにした。
 それでも多い方かもしれない。

 私の友人は、斎戒沐浴し、まっさらな肌着と新しい服を着て参拝する。
 お願いごとは何にするの?と尋ねると、
 彼は何もしないと答えた。
 神様の前で、手を合わせ、深々と礼をする。
 それだけだと答えた。

 深いものがある。
 それ以来、私もいろいろお願い事をしないことにした。
 感謝の気持ちで頭をたれる。
 
 神様と私に、一直線に光が射すのを感じる。

 「祈り」
 
 早朝、朝日が昇ってくるのを見るとき、自然に手を合わせてしまう。
 誰に教えてもらったわけでもない。
 大いなる自然の恵みに、おもわずこうべをたれ、手を合わせてしまう。
 「祈り」とはこんなことの始まりのような気がする。

 「ありがとう」
 感謝の気持ちが人を祈らせ、ひれ伏させる。
 
 生きていることに感謝するのなら、他の命も大切におもうはず。

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